手羽先で綴る

遊んだゲームのこととか、生活のことなどをだらっと書いています。

年末にMBTI診断をした話

性格診断って定期的にブームが来ない?

 私が学生の頃は、動物占いとかいぬ占いがあったなあ。最近YouTubeでMBTI診断というのが紹介されていたので、年の瀬にやってみた。こういうのは自己採点だから、実際の行動と考えに乖離があるはずで、話半分くらいでちょうど良さそうだなあと人生の折り返しにいる鳥頭は思うのだった。ちなみに動物占いは虎で、いぬ占いはパピヨンだったかな。

適職診断の思い出

 大学4年の頃、就職活動をするにあたって、適性診断を大学で受けたことがあった。色んな職業への適性が並んでて、就職活動の際の参考にしてねというところだ。私は至極真面目に受けたのだが、適性のある職業が「作家」「ミュージシャン」等と表示されてて、知人に「なりたい職業ランキングかよ!」と一刀両断されてしまった。才能がないのに性格だけアーティスト系って、ただ労働に向いてないってことだよね、と自分の駄目さにがっかりした。当然ながら就職活動の参考になるわけもなく、無意味にお金を払っただけであった。

半端者のかなしみ

 MBTI診断は、建築家という結果になった。実際社会に出てからの性質がまんまそれなので、診断もバカにできないもんだなあと思った。

 一応頑張って協調性を持とうと心がけているのだが、結論のない無駄な話し合いとか、飲み会を解散させるのか次に行くのか決めかねてだらけてるような場面が苦手で、さっさと帰ってしまうあたりでボロが出る。組織に所属しても、協調性を大切にする人とか、感情豊かな人に「何を考えてるのかわからない」と敵視されることが度々あるので、正社員でいると多大なストレスがかかる。

 協力しながら進めるより自分なりに試行錯誤して完成させた方が効率的だな、という考え方があって、それを論理的にきちんと相手に説明することでまた特定の人達から反感を買う。今までの社会人生活はそれの繰り返しだった。

 今は週の半分は在宅勤務だから自分のペースでできるし、上司の管理は厳しくないし、会社に成長で貢献する必要のない派遣社員だし、ということで非常に理想的な働き方をしていると言える。職場の方々とも程よく距離ができるので、自分の言動でボロが出て空気を悪くすることもない。

 迷惑をかけないように、やれる仕事は全力で頑張るという気概はあるのだが、人間性の面で問題があるという自覚はあるので、このくらいの扱いがベストなのだ。

今後の働き方を考える

 組織に向いてないのなら、自分の力だけで進めるのが理想だろう。だが悲しいかな、特筆すべき才能のない私は、どうにか生きる手段を探さなくてはならない。ここ数年の課題だ。年末に気軽に受けた診断で、来年のことを考えさせられた。まあ、いい1年の終わり方なのかな。

 ちなみに診断で出た「建築家」という結果の人は多くないらしい。また、検索サジェストで「性格が悪い」「嫌われる」と出てくるあたり、評価はお察しである。来年も、人間関係は一層頑張っていく必要がありそうだ。良いお年を。